猫の らんこ  マウスで遊んであげてね^^

2019年11月30日

2019京都

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A posted by (C)橘かがり

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京都在住の友人から「佐竹本絵巻を観にこない?」と誘われ、和歌好きの私は一も二もなく「行く!」と返事をして旅の準備に。ここ数年、紅葉の季節に京を訪れる機会に恵まれたので、今年は少し穴場的なところも訪ねたいと願う。
三十六歌仙絵巻はさすがに全て勢揃いしているわけではなかったけれど、料紙装飾の傑作・国宝三十六人家集や伊勢物語絵巻なども並び、和歌好き垂涎の展示だった。時間がいくらあっても足りない。
後ろ髪引かれる思いで会場を後にして、出町柳駅から叡山電車に乗り込んだ。目指すは八瀬比叡山口駅。
山と渓谷のおりなす風光明媚な八瀬の地は、平安の昔から貴族や武士に愛された保養地という。ひっそり佇む瑠璃光院は知られざる名刹だったが、近年一般公開され多くの参詣者を集めている。早朝から並んでも2、3時間待つと聞くが、幸運にも夜間特別拝観を申し込むことができた。広大な寺域に数寄屋造り書院が建ち、自然を借景とした庭は紅葉の名所としても名高い。異なる種類のカエデが緑、黄、橙、薄紅、深紅と移ろいながら変わっていくという。
駅からなだらかな坂をのぼると瑠璃光院の門が見えてきた。おずおずと階段をのぼり、書院二階の瑠璃の庭に到着。ダイナミックに迫る紅葉のグラデーションは圧巻!紅葉に包まれ、チェロの音色に耳傾ければ、まさに時空を超える幽玄のひと時ーー。手足がかじかむほど寒かったが、満天の星を仰ぎ、満たされた気持ちで帰路につく。翌朝は少し早起きして宇治の興聖寺に向かう。

かくばかり経がたく見ゆる世の中に
      うらやましくも澄める月かな 藤原高光 拾遺

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posted by 橘かがり at 22:50| 旅行・散策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする