猫の らんこ  マウスで遊んであげてね^^

2018年08月13日

第15回世界バレエ・フェスティバル



3年に1度の世界的なバレエの祭典、今年で第15回を迎える世界バレエ・フェスティバルに出かけてきた。初めて鑑賞したのは第3回、1982年のことだった。もう36年も前になる。ジョルジュドンがボレロを踊り大喝采を受けたのを、昨日のことのように思い出す。私は20代はじめ、ダンサーは私より皆、年上だった。若さを満喫していた私は、肉体の脆さなどまったく理解できなかった。
スポーツ鑑賞の趣味を持たない私だが、バレエを通して、肉体の輝きと儚さを実感するようになった。6年前、12年前に、鉄壁の跳躍を誇ったダンサーが、次第に内省的で深みのある表現を見せるようになる。バレエとは何て残酷な芸術だろう。ジョルジュドンが、当時不治の病だったHIVで45歳の生涯を閉じたのは、1992年のことだった。
老いを意識するようになった今の私には、ダンサーたちがなおさら愛おしく映る。同時に平和の大切さも。バレエ・フェスティバルは、究極の平和の祭典だ。バレエはいつも私に、大切なことを気づかせてくれる。


posted by 橘かがり at 20:01| 舞台(文楽、バレエ等) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする