猫の らんこ  マウスで遊んであげてね^^

2017年10月26日

2017.10.22.総選挙



早稲田大学有志の会の小原先生と香織さんにお声掛け頂き、市民連合政党カーに乗り、東京一区海江田万里候補の街宣をさせて頂いた。学生時代に3回ほど選挙ウグイス経験があるので、街宣カーに乗るのは実に30年ぶり。主に港区と新宿区を周った。街宣車に同乗した市民連合呼び掛け人Nさんのスピーチがとりわけ心に残った。
シングルマザーで二人の子どもを育てる彼女は派遣労働者で、子どもたちの学費を出すのもやっとという。そんな彼女と私を乗せた街宣車は、南麻布の超高級住宅街の森の中を走り抜けて行く。
どうしてこんなに格差が開いてしまったのだろう。一部の人だけが富を享受し、一部の人だけが幸せを謳歌する社会が、良いはずはない。年間3万人もの人々が尊い生命を断つ日本が、良い社会のはずはない。 基地の存在に怯え、不安な日々を送る沖縄の人々の叫びを、見て見ぬふりする世の中が、良いわけはない。
麻布十番での街宣の後に、母校T女学院の前を偶然通りかかった。ちょうどお受験シーズンで、両親に手を引かれた面接帰りの小さな女の子が、こちらを向いて手を振った。
幼い日、私も父と母に手を引かれて、この坂を上って行った。にこやかに面接官に答えていた父の横顔がふいによみがえる。
父は公害裁判や薬害裁判を手がける企業弁護士だった。公害弁護士、原発弁護士と揶揄されるのが子ども心にたいそう辛かったが、父は魂まで売り渡したわけではなかった。
――自民党ばかりが強い世の中に、良いことはない。
それが父の口癖で、選挙では必ず野党に投票していた。私は父に連れられ、社会党や民社党、共産党の演説をよく聞きに行った。それが私の原点だ。
枝野幸男氏のほぼ30年前に、父は同じく杜の都のキャンパスで法律を学んだ。若き日の父は、法曹ではなく、ジャーナリストを目指していたらしい。頼もしい後輩の出現に、目を細めているに違いない。
選挙最終日、新宿バスタでの東京大作戦finalでは、大雨をものともせずに、多くの仲間たちが枝野氏の演説を聞きに集まっていた。私もずぶぬれになりながら枝野氏の演説に耳を傾けた。
父亡き後にもファザコンのいっこうに治らない私だが、父のリベラル魂は、私の裡で確かに燃え続けている。市民の手による、市民の為の新党の門出を、父も心から応援していてくれると固く信じて。


posted by 橘かがり at 18:02| 政治・思想・人権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする