猫の らんこ  マウスで遊んであげてね^^

2014年10月31日

第50回谷崎潤一郎賞と第9回中央公論文芸賞贈呈式パーティ


20141016 ブログ谷崎賞1
posted by (C)橘かがり

20141016 ブログ谷崎賞2
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さる10月16日にパレスホテルで開かれた
第50回谷崎潤一郎賞と第9回中央公論文芸賞贈呈式パーティに参加してまいりました。
谷崎潤一郎賞受賞作品は奥泉光氏の『東京自叙伝』(集英社)
中央公論文芸賞受賞作品は木内昇氏の『櫛引道守』(集英社)です。
谷崎賞選考委員を代表して、まず川上弘美氏が選評を述べられました。
「この小説は都市論でもあり、非常に重いあらわし方がされていて、行く末を考え込んでしまった。けれどはちゃめちゃな東京が描かれた後に、生きる力が湧いてくる、そんな作品と言える」
中央公論文芸賞選考委員からは浅田次郎氏が壇上にのぼられました。
「一見地味だが高等テクニックを要する作品。密室内でつくられる人間関係のみで、客は通過するのみ。登場人物が誰も宿場を出て行かない。自分の眼で見たことではなく、主人公が噂で聞いたことからだけでイメージを膨らませ、物語が紡がれていくのがロマンティック。大変難しい技術を駆使した小説だ」

20141016 ブログ谷崎賞3
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20141016 ブログ谷崎賞4
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谷崎賞&中公賞贈呈式では選評がいつも大変熱がこもっていて、ふだんは書き手である選者の方々の、読む愉悦が存分に伝わってきます。選考委員たちをこれだけ熱狂させた『東京自叙伝』『櫛引道守』を私も手に取り読み始めていますが、共に選評に違わずすばらしい作品で、随所ではっとさせられながら、読み進めています。読書の秋にぜひお勧めの二冊です☆

20141016 ブログ谷崎賞5
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posted by 橘かがり at 02:41 | TrackBack(0) | 小説仲間・授賞式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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