猫の らんこ  マウスで遊んであげてね^^

2017年06月19日

第六回歴史時代作家クラブ授賞式パーティ



6月15日に日本出版記念クラブにて、第六回歴史時代作家クラブ授賞式が開かれました。
井川香四郎先生の司会の元、嵯峨野晶さんと伊多波碧さんと共に、今年も花束贈呈などのお手伝いをさせて頂きました。
晴天で助かりましたが、単衣の着物でも汗をかくような蒸し暑さ。パーティの始まる前は緊張もあり、手に汗が滲みます。
今年の受賞者は以下の通りです。


☆新人賞
経塚丸雄『旗本金融道(一) 銭が情けの新次郎』 双葉文庫
坂井希久子『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』 ハルキ文庫
☆作品賞
荒山徹『白村江』 PHP研究所
☆シリーズ賞
早見俊「居眠り同心影御用」シリーズ 二見時代小説文庫 
「佃島用心棒日誌」シリーズ 角川文庫
篠綾子「更紗屋おりん雛形帖」シリーズ 文春文庫
☆特別功労賞
北方謙三「大水滸伝」シリーズ 集英社 前人未到の全51巻完結
皆々様おめでとうございます




個人的には12年前に小説現代新人賞で選考委員をつとめてくださった北方謙三先生にお花をお渡しできたのが、大変嬉しく、感動しました☆

posted by 橘かがり at 21:30 | TrackBack(0) | 小説仲間・授賞式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

東洋英和女学院の同窓会総会




高校までの12年間を過ごした東洋英和女学院の同窓会総会に参加して来ました。
集いのはじめに聖書を読み、賛美歌を歌い、祈りを捧げるのは、学生時代とまったく変わりません。
1884年(明治17年)カナダの宣教師により創られたプロテスタント・メソジスト派の学び舎の、創立当時の宣教師たちが正装している写真など、大変興味深く眺めました。
父のたっての希望で入れられたこの学校、良かったかどうかは未だに分からないでいます。
愛校心もほとんどありません。ただプロテスタント教育は、骨の髄までしみこんでいます。
ルターの宗教改革から今年でちょうど500年。母校について、いつか書いてみたい。ふとそんなことを思ってしまいました。

posted by 橘かがり at 23:25 | TrackBack(0) | 友人・家族・親戚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月27日

茶の湯展@東京国立博物館



19日金曜夜。東博が21時までopenと聞いて、茶の湯展に行って来た。
ゆっくり、心静かに、展覧会を楽しみたかった。
馬蝗絆というほとんど伝説のような青磁の茶碗が、目の前で輝いている。油滴天目、黄天目、白天目、そして大変珍しい木葉天目…あまりの名品揃いに、不覚にも茶碗泣き…。
此の世と名付けられた井戸香炉、俊寛という名の黒楽、卯花墻という志野茶碗。
他館で見たものもあるが、これだけの名品が、一堂に会するのは何十年に一度のこと。生きているうちには、おそらくもう二度とないだろう。
各品に付けられた銘が、又これ以上ないというような見事な名前なのだ。私は残雪という名の黒楽の前で、再び涙ぐむ。



思えば若い頃には茶碗の良さなんて、ぜんぜんわからなかった。茶の湯の美なんて、フンと思っていた。いつの頃からだろう、心にしみいるようになったのは。
若い頃にはわからなかったものが多数ある。健康の大切さ、親の愛、人の縁、そして生命と平和の尊さ。
ふいに父のことを思い出した。幼い頃から私を美術館に連れて行ってくれた父は、茶人ではなかったが、志野茶碗を愛していた。父と一緒に、この展覧会に来たかったな。
数年前に突然旅立った大親友のH。おばあちゃんになったら、茶の湯三昧しようと約束したよね。あなたと一緒にこの展覧会に来たかったよ、I miss you!
歳を取ってはじめてわかる大切なものは、いったいどれくらいあるのだろう。
日本人に生まれて良かった…などと、安易なことをいう人がいる。しかし朝鮮、中国、ベトナムなど、大陸の名品へのレスペクトあってこそ、はじめて茶の湯の美が成立したのは、この展覧会を見るまでもなく明らかだ。茶そのものだって大陸からの伝来なのだから。
そもそも日本人って、いったい何だろう。
茶を愛した先人たちの息遣いを感じながら、後ろ髪引かれる思いで、東博をあとにした。向かう先は国会前ーー。天下の悪法、治安維持法と酷似する共謀罪を、見て見ぬふりなど、私にはできない。

posted by 橘かがり at 19:01 | TrackBack(0) | 美術館・展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする